令和2年(2020年)6月19日に塩田平が日本遺産に認定されました。
その関連情報をお伝えするページです。
上田市日本遺産推進協議会(市協議会)のホームページへのリンクを中心に、塩田独自の情報も含め掲載しています。
◎イベント情報を含めた全般的な情報 → 市協議会HP(トップページ)
◎認定ストーリー
日本遺産は、個々の文化財ではなく、地域の魅力や特色を物語として語る「ストーリー」を認定対象としています。“レイラインがつなぐ「太陽と大地の聖地」~龍と生きるまち 信州上田・塩田平”のストーリーは、4つのテーマで構成されています。
- 信州の学海 数多くの寺社がある塩田には学僧が集まっていた
- 神宿る「山」への祈り 夫神岳の九頭竜神に雨乞いする行事「岳の幟」
- 祈りの言葉は「アメ フラセタンマイナ」 ため池の周りで行う雨乞い行事
- 未来への懸け橋 レイラインと別所線
・詳細なストーリー → 市協議会HP(認定ストーリー)
◎構成文化財
ストーリーの中に出てくる文化財で、44カ所あります。
- 構成文化財ごとの紹介 → 市協議会HP(構成文化財)
- 上記以外も含めた塩田平の指定文化財全体の紹介 → 「塩田平の文化財」
◎動画紹介 市協議会等で制作した動画 → 市協議会HP(動画紹介)
◎日本遺産関連事業の情報
令和4年1月に「塩田平かるた」と「塩田平かるたマップ」ができました。
日本遺産の構成文化財を始め、塩田平の文化財や自然などを題材にしたものです。読み句は塩田の小中学生から募集し、絵札は、長野大学やMINWAプロジェクトの協力をいただきました。
また、かるたの作成に合わせて、題材となった文化財等の位置を示した地図と、その特徴などを記した解説文を掲載した「塩田平かるたマップ」も作りました。
- 読み札と絵札の紹介 → 「塩田平かるた」
- 塩田平かるたマップ → 「塩田平かるたマップ」
塩田平をウォーキングや車で回っていただくための2種類のマップができました。塩田公民館と塩田の里交流館(とっこ館)で手に入ります。
PDFデータ → 塩田平ガイドマップ ウォーキングマップ信州塩田平
塩田平に数多くあるため池。主なものを地図に落としたマップがあります。
PDFデータ → 塩田平ため池群ガイドマップ
◎日本遺産 豆知識
「レイライン」って何?
レイラインは、英国の考古学研究者が提唱したもので、古代の遺跡が直線上に並ぶ様をいいます。また、太陽の通り道との関係をいう人もいます。
塩田には、レイラインが今のところ3つ見つかっています。
- 国分にある「信濃国分寺」と下之郷の「生島足島神社」、上本郷の「泥宮」そして「女神岳」を結ぶライン。この4つは、信濃国分寺からだいたい西南西の方角に一直線に並んでいます。しかも、この線は「夏至の朝日」が昇り、「冬至の夕日」が沈む角度です。
- 古安曽の「安曽神社」前山の「前山寺」「龍光院」「塩野神社」「中禅寺」を結ぶ直線のルート。国分寺―女神岳ルートとほぼ平行に並んでいます。
- 保野の「塩野神社」と下之郷の「生島足島神社」を結ぶルートで、これは、立春と立冬の朝日が昇るラインになっています。
地図上で見ると → 「塩田のレイライン」