浅間池 あさまいけ

浅間池 あさまいけ

ため池の諸元

所在地上田市下之郷字下雲雀(しもひばり)生島足島神社大鳥居東
築造年1771年(正徳元)浅間池の前身「大吹池」(辰野藤左衛門外14名持池)築造
堤高8m
堤長174m
最大水深6.5m
受益面積25ha
貯水量41,000㎥

池で見ることの出来る希少植物

キキョウ イヌハギ スズサイコ ユウスゲ マキエハギ オオバクサフジ ツルフジバカマ


池の名称由来

大吹池(おおふきいけ)改修に当たり、下之郷耕地整理組合の設立が認可された際、その役員会での祝宴が盛り上がり、その場で「浅間池」(あさまいけ)の名称が決まりました。これは、南側の里山山頂に鎮座している「浅間社」に由来したものでした。


伝承

超巨人(デラボッチ)が、大石(「黄金石」(こがねいし))を保福寺峠から須川に投げたが、途中の下之郷に落ちてしまい、その「窪地」が大吹池になったのだそうです。
不思議にも落下した黄金石は池の水を全部吸ってしまって困り果てた村人たちは、黄金石を近くの畑に移動させました。そして村人たちは「絶対にいびらない!」と約束し、移動を厳禁しました。もしも破ると「村中に疫病が流行る」と恐れられました。
この「黄金石」は母校を愛する地元住民により、昭和38年5月12日に東塩田小学校に移転・安置・寄贈されました。(小学校の正面円形庭園の庭石)

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