ため池の諸元
| 所在地 | 上田市別所温泉字幕宮無番地 塩田平の西部別所温泉から浦野に通ずる市坂峠の登り口付近にあります。 |
|---|---|
| 築造年 | 築造年不明、沢筋に小さな池か沼が、数個あったと思われる。 1715年(正徳5)増築 |
| 堤高 | 10m |
| 堤長 | 100m |
| 灌漑面積 | 20ha |
| 貯水量 | 60,000㎥ |
池で見ることの出来る希少植物
概要
別所温泉北東部の宮前と八木沢および舞田の腰巻川沿は、昔から水田として利用されてきました。
この地域に潅漑する主な河川は夫神岳を源にした一級河川湯川ですが、集水面積が小さく水量が少ないうえ急こう配なため取水口からの導水距離が長くなり効率がよくありません。
また、安楽寺の西部弁財地籍を水源にする普通河川腰巻川も急流で集水面積が小さいため水量が少なく、こうしたことから、この地域に潅漑するには大変苦労がありました。
このような地形的条件と大事な水田を潰さずにすむ場所として、幕宮の沢出口付近をせき止めた、ため池・幕宮池が造られたと思われます。
しかし幕宮池に入る沢は集水面積が0.05k㎡と極端に少ないため、湯川からの取水口は柏屋別荘前に設けて腰巻川に一旦落とし、腰巻川の水も合わせて中流部のやけ橋地籍に取水口を設け、勾配の少ない導水路により高い位置から取水し貯水量を確保しています。
現在、池周辺は、水辺公園として整備され市民・観光客の憩いの場所としても利用されています。
