砂原池 すなはらいけ

砂原池 すなはらいけ

ため池の諸元

所在地砂原池(標高556m)は奈良尾の東部砂原峠入口にあります。<br />
築造年1714年(正徳4)
堤高7.1m
堤長151m
灌漑面積6ha
貯水量50,000㎥

池で見ることの出来る希少植物

オオバクサフジ 

概要

富士嶽山及び砂原峠より発した駒瀬川上流の清流が水源です。奈良尾地域・西水沢の水田を潤(うるお)しています。なお、砂原池は標高が高いので、依田川導水を利用できません。大干魃(かんばつ)になった2005年(平成17)には3,000トン余りの塩田揚水(千曲川) より奈良尾地区にある揚水機でポンプアップして水不足を凌(しの)ぎました。
鎌倉時代に砂原池はまだ無かったので、現在の池の真ん中を砂原峠の頂上に向かって、鎌倉道が通じていました。武田信玄は川中島に出陣するときは、砂原峠を度々越えているので、この鎌倉道を通ったと考えられます。


エピソード

マダラヤンマ(ヤンマ科のトンボ)と砂原池
マダラヤンマは雄の腹部に鮮やかな瑠璃色に輝く斑紋があり、日本で最も美しく「トンボの宝石」と言われています。近年では、環境の変化に伴い生息数が激減する中で、上田市内ではアシ・ガマ・フトイなどの水中植物が自生する東塩田東部一帯のため池で多く確認されています。2006年(平成18)に「マダラヤンマ及び砂原池」は上田市の天然記念物に指定されました。

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