お電話でのお問い合わせ0268-38-8600
ドローンで撮影された塩田のため池を見るシリーズの3回目です。
今回は、塩野池。前山の高台にあります。前山寺や龍光院、中禅寺を結ぶ「あじさい小道」沿いで、堤の上にあるベンチから南を眺めると、西塩田や中塩田が一望できます。何より、西から南、東にかけての山々がみんな見えるのがいいです。西には女神岳や夫神岳。そこから右の方に眼をやっていくと、青木村の十観山と子檀嶺岳、そして虚空蔵山と太郎山。はるか向こうに根子岳と四阿山が見え、烏帽子岳までも望めます。カメラのスライド撮影機能を使っても、1枚では収まりません。
堤の上は遊歩道的に整備されていて、南側にはアジサイが、北側には見事な眺め。塩田のため池の中でも、眺望は1,2位を争うのではないかと、私の感想です。
池の規模自体は大きくありません。貯水量が3万4千トンということで、塩田のため池の中では中くらい。でも、独鈷山のふもとと言っていい前山で唯一のため池で、地域の米作りにとっては貴重な水源です。
池のすぐ下の田んぼにはホタルの名所があります。地域の人たちが整備してくれています。
あじさい小道沿いで、塩田の観光スポットの一つであるこのあたりですが、遊歩道からちょっと寄り道して、池の周りを歩いてみるのがお勧めです。(F森)