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10月5日の日曜日に塩田で行われたガストロノミーウォーキングのレポート最終回です。
飲食物が提供されるガストロノミーポイントで、温泉旅館の「上松や」がやっている古民家カフェの「Smooth Living」は、別所温泉の温泉街の一番奥にあります。
到着した頃は雨ふりで、しかもカフェに入るのを待つ人たちで長蛇の列でした。入り口横のテントでは、松茸粥の提供。松茸のスライスをお粥に乗せてくれます。
それを持って建物の中へ。ほかに信州太郎ポークのメンチカツなど。若林醸造の日本酒「つきよしの 紫」や「四季の甘酒」もいただけます。
ここを出ると、次は北向観音堂。常楽寺とともに開創1200年ということで、10月11日からは本尊の千手観音菩薩の前立本尊が御開帳になります。
東京から来たという方に、「北向きのお寺というのは珍しいですね」と言われたので、長野市の善光寺と南北に向かい合っていること、善光寺は「来世往生」、北向観音堂は「現世利益」で両方お詣りした方が良いことをお話ししました。また、北向観音堂のお堂が昭和36年(1961)に改修されたとき、「撞木造り」という善光寺と同じ屋根の形にしたことも説明。善光寺にもぜひ行ってみたいとお話しされていました。
御朱印をいただき、次に向かったのは鎌原まんじゅう店が提供するおまんじゅうなど。お店の横にテントが張ってあり、そこで、この店名物の「厄除招福饅頭」と「松茸ミートパイ」。お酒は上田市内の柳町にある岡崎酒造の「亀齢」。
最後は、日帰り温泉施設の「あいそめの湯」。ゴールでは「信州上田まつたけ&ワイン祭り」が開催されていました。まつたけ料理や焼き鳥、ガストロノミーポイントでいただいた食材を提供したお店の料理などの店がズラッと並んでいます。
また、上田を中心として、東御市や坂城町などのワイナリーのワインも数多くいただくことができます。
そして、そのあとは「あいそめの湯」でお風呂。8キロメートル歩いた汗を流します。
たくさんの参加者と交流できたイベント。昨年は生島足島神社や前山寺などを回ったということで、塩田でのイベントとして定着してほしいなあと感じました。(F森)