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上田電鉄別所線は、いよいよ3月28日に城下―上田間の橋が復旧し、全線開通します。
それを記念していろんなイベントが開催されますが、若林醸造がまた新しい日本酒を出してくれました。
「上田電鉄別所線 全線開通記念酒」というラベルの4合瓶。純米酒です。ラベルには、お祝いの意味があるのでしょう、水引の図柄です。
そして。もう一つの日本酒。お祝いが重なっているのが今年の別所線です。開業以来100周年なんです。大正10年(1921)に、今の城下駅から別所温泉までの鉄道ができました。まだ千曲川を渡る橋がなかったんです。その後、千曲川を渡る鉄橋が3年後の大正13年にできて、上田まで乗り入れることができるようになりました。それまでは、今と同様バスに乗り換えて上田駅まで行ったんだそうです。ちなみに、城下駅は当時「三好町」という名前で、今の三好町駅は「三好町三丁目」でした。
そんなめでたい今年ですが、若林醸造はその百周年についても祝いのカップ酒を出しました。
カップ酒ではありますが、「大吟醸」ですよ。精米歩合は39%。
ラベルには、赤い鉄橋をイメージしたと思われる赤色の図柄と「祝別所線開業百周年」の文字が。全線開通のラベルもそうですが、たぶん杜氏の若林真美さんがデザインしたものと思います。
若林醸造は、別所線開業よりもっと前の1896年(明治29年)創業。別所線より古いんですね。「月吉野」(最近のラベルは「つきよしの」とシャレたデザインのラベルですけど)の銘柄の日本酒を始め、新感覚の甘酒や100%果汁ジュースも人気です。(F森)