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「ガストロノミーウォーキング」。聞きなれない言葉ですが、「ウォーキングを通じてその土地の食、歴史、文化、温泉を体験するツーリズムの一種」ということなんだそうです。
そのガストロノミーウォーキングが10月5日の日曜日に塩田で行われましたので、3回に分けてレポートします。
このイベント、別所線舞田駅を出発地として、舌喰池→別所神社→常楽寺→安楽寺→北向観音堂と回って最後はあいそめの湯がゴール。もちろん全て歩きで、距離は約8キロメートル。そして、このイベントの特徴は、ただ歩くだけでなく、5か所の「ガストロノミーポイント」で、松茸などを使った料理や地元の日本酒、ワインを楽しむことができることです。
参加者は400名を超えています。東京の方が多いようですが、中には四国から来られた方もいました。
集合場所の舞田駅には、午前9時過ぎからたくさんの人が電車から降りてきます。
そして、受付とコースの説明の後、2キロメートルほど先の舌喰池を目指して、ほとんどのところで稲刈りが終わった田んぼの拡がる田園地帯を歩きます。
舌喰池には、地元の方が整備した大きな芝生広場があって、池の景色を眺めながら、美味しいものをいただきます。ここで提供されたものは、生ズッキーニやもち米、豆が入ったほうれんそうのジェノベーゼサラダに、松茸のクリームチーズ、峯村牛プレミアムビーフジャーキー。飲物は2種類のシードルと地元の酒造会社若林醸造の紫蘇のジュースです。
ほかのところでもそうなのですが、食べ物や飲み物を配ったり、舞田駅で受付をしたり、たくさんのスタッフの方々が笑顔で応対してくれています。
そして、塩田平ボランティアガイドの会の会員が各ポイントに詰めていて、いろいろ解説をしてくれます。舌喰池では、池の名前の由来になった悲しい言い伝えを教えてくれていました。
芝生広場でおなかが少し満たされたので、次の美味しいポイントを目指して、別所神社まで歩きます。続きは次回に(F森)