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10月5日の日曜日に塩田で行われたガストロノミーウォーキングのレポート第2回です。
舌喰池から別所温泉に入り、最初に向かったのは別所神社です。毎年7月に行われる雨乞い行事の「岳の幟」が最後に奉納されるところですね。夫神岳からたくさんの幟を担いだ人たちが温泉街に下ってきて、三頭獅子やささら舞の子どもたちとともに街中を練り歩き、別所神社がゴール。
別所神社に行くには、結構な傾斜の上り坂を上がっていかなければなりません。最後の階段を上りきると「あー、しんどかった!!」。
ここでは、歌舞伎舞台にテーブルと椅子が並べられ、食べたり飲んだりすることができるようになっていました。
提供されたのは、松茸ピザと八重原ハムの生ハムなど。ワインが3種類に若林醸造のリンゴジュース。
この神社の祭神はイザナミノミコトにイザナギノミコト、スサノオノミコトです。その本殿の裏に回ると、「本朝縁結大神」の祠もあります。お詣りする参加者もたくさんおられました。
ここを出た後は、すぐ横にある常楽寺。天台宗の別格本山というお寺。今年で開創1200年。本堂の裏手には、常楽寺やこの寺が管理している北向観音堂の始まりでもある「石造多宝塔」があります。
ここでお詣りした後は、安楽寺です。曹洞宗の名刹。八角三重塔は国宝に指定されています。
この三重塔に行くには、長い石段を息を切らせながら上っていく必要があります。でも、石段の途中で見る三重塔は、格別の美しさです。そして、途中には国の重要文化財である二人の僧の木製の肖像があります。臨済宗の安楽寺を鎌倉時代に開いた樵谷惟仙と二世の幼牛恵仁。二人の像の前で手を合わせる参加者も多かったですね。
三重塔に着くと、ボランティアガイドの方が塔の歴史や造りの特徴などを説明してくれています。一層の内部には「大日如来像」が安置されていて、その写真も見せてくれました。
安楽寺を出ると、次は、温泉旅館の上松やがやっている古民家カフェの「Smooth Living」です。続きは次回に(F森)