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一昨年の6月、塩田平が日本遺産に認定されました。正確には「信州上田・塩田平」ということで、信濃国分寺など、塩田以外の地域も含まれてはいるのですが。で、それをPRするために上田市日本遺産推進協議会が「のぼり旗」を作り、市内各所に掲揚しました。主に寺社など日本遺産の認定ストーリーに出てくる「構成文化財」の近辺に立てられています。
縦長の長方形の1角が丸くカーブしている形で、白地に日本遺産のロゴマークが真ん中に大きく描かれています。日の丸の下に「JAPAN HERITAGE」の文字が横にギュッと圧縮されているデザインです。
市内を車で走っていると、結構目立つデザインなので目に付きます。が、雨風の中でずっと立っているわけですから、だんだん汚れたり、破れたりしてきます。塩田の中に立てられている旗もそういうのが目立つようにもなってきました。
そこで、塩田地域で掲揚してもらおうということで、塩田まちづくり協議会が新しい「のぼり旗」を作りました。
形は日本遺産の旗と同じで、地の白も変わりません。ただ、デザインは変わっています。真ん中には、市のオリジナルロゴマークをデンと据えました。大きな丸い朝日(夕日かも)の下に龍が描かれています。下に向かっているので「下り龍」ですね。日本遺産のテーマ「龍と生きるまち」を象徴しているもの。岳の幟で幟を奉納する夫神岳の九頭竜神や雨乞いなど「龍」と関係が深い塩田ですから。別所線も空から見ると龍の形に見えるとか。
そして、その下に「太陽と大地の聖地 信州上田 塩田平」の文字。上には日本遺産のロゴマークを配置しました。
塩田公民館には早速新しいのぼり旗を立てました。これから少しずつ塩田地域の旗をこれに替えていきます。地域の内外の人たちに「塩田平」=「日本遺産」であることをよく知っていただきたい。まちづくり協議会の願いです。(F森)