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前編では、ボンネットバスに乗って、信濃国分寺と椀子ワイナリーを巡ったのを紹介しました。
ワイナリーでワインを試飲し、ほろ酔いで向かった先は、地元 塩田。おなじみのお寺とお宮です。
まずは前山寺。ここは「未完成の完成塔」と呼ばれる三重塔とくるみおはぎで知られていますが、弘法山にある奥の院までの山道にある西国三十三観音も見どころです。1793年(寛政5)に33体の観音像が安置されたのです。ただ、今の石像は後で石工組合の方々などが造られたもので、当時の像はここにはなく、数も半数くらい。それを見られるのが三重塔そばの明王堂です。金色に輝く木像が並んでいます。
次の目的地は中禅寺。国の重要文化財の薬師堂や薬師如来が有名ですが、案外知られていないのがご本尊の延命地蔵尊。平安時代後期の作ということで、薬師如来より歴史があるものだそうです。
最後は生島足島神社。夏至の朝日が東の鳥居から昇り、冬至の夕日が西の鳥居に沈む。「レイライン」を実感できるところです。今年はコロナ禍ではありましたが、6年ごとの御柱祭も無事に執り行われましたね。
レイラインバスツアーは、2名以上いれば運行してくれます。少人数でも、趣のあるバスで、趣がそれぞれ異なる名所を回れる楽しい半日が過ごせますよ。(F森)