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今年の桜は、全国と同じようにこの塩田でも早やかったですよね。いつの間にか咲いたと思ったら、あっという間に満開。塩田の小中学校の入学式を見守ったら、早々散り始めてしまいました。
ゆっくり花見を楽しむなんてこともできなかったのですが、それならと、「桜」と名が付いているお酒をいただくことにしました。
塩田で酒造りをしている若林醸造が出している「つきよしの 桜 特別純米無濾過生原酒」です。「つきよしの」は、若林醸造の酒の銘柄なのですが、漢字で書くと「月吉野」。このお酒の瓶の裏ラベルを見ると、この名前は、創業の頃、吉野桜の下で花見の酒宴の最中、満月に桜吹雪が舞う景色を見て付けられたのだそうです。だから、元々「桜」に縁があったのですね。
この「桜」。「生原酒」とあるので要冷蔵。うんと冷やしてグラスでいただきます。
我が家の2階から見える泥宮の桜が、折からの強風でまさに桜吹雪なのを見ながらグラスを傾ける。吉野桜には遠く及ばないでしょうが、冷えたお酒を飲みながら花見ができる。まあ、花がなくても酒を楽しむだけでもいいんですがね。家でくつろぎながら、ゆっくり酒を飲む。なんともいい気分です。
ただし、ゆっくりと飲むのはいいのですが、生原酒です。早めにいただいてしまった方が良さそうです。
若林醸造のお酒は、今年いろいろな賞をもらっているようで、ほかにもおいしそうなものがお店に並んでいます。少しずつ違う銘柄を楽しんでみるのも良さそうです。(F森)