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江戸時代の元禄の頃、四国霊場の仏像を塩田に勧請した札所を巡る旅。今回は実際に札所を歩いて回ったのを紹介します。塩田平札所めぐり霊場会というところが、毎年春と秋に行っている企画で、東塩田と中塩田、西塩田・別所の各札所をそれぞれ1日かけて歩いて回るもの。お寺の住職などが先達になって案内してくれます。今回レポートするのは、5月3日に中塩田を巡ったものです。
出発は、先達が住職を務める「龍光院」から。坐禅を修行の第一とする曹洞宗のお寺ですから、門の横には「山門禁葷酒」。酒や匂いの強いニラやニンニクなどは持ち込んでは修行の妨げになるので御法度。厳しいです。
編笠をかぶった住職を先頭に参道を下って札所巡りがスタート。
向かったのは、八木沢にある「法輪寺」。別所の安楽寺の末寺で宗派は曹洞宗。永らく荒れていた本堂を平成23年に新築。中には、平成30年に上田高校生や先生が描いた天井絵もあります。
次に向かったのは、舞田の「法樹院」。浄土宗のお寺です。札所のお寺に着くと、みんなで般若心経を唱えます。気持ちも体も落ち着いたところで、次に御朱印を各自御朱印帳に押します。
そして、少し休憩して次の札所に向かう。まだまだ先は長いです。ということで この先は次回に。(F森)