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6月21日、夏至の朝。生島足島神社の東の鳥居の間から日の出です!!
よく撮れたと自己満足。でもですね、この写真をゲットするまでには忍耐がいったんですよ。
そのお話をする前に、信濃国分寺と生島足島神社、泥宮、女神岳を結ぶレイライン。地図上で一直線に並ぶだけでなく、夏至の朝日が昇る道についてはこのブログでもお伝えしました。そして、これも要素の一つとして、夏至の2日前には、文化庁によって「塩田」が日本遺産に登録されました。 → https://shioda-machidukuri.jp/1138
で、夏至の朝、生島足島神社に向かったワタシ。2日前に日本遺産に登録されたばかりということか、多くの人たちがお宮に集まっています。ワタシと同様、鳥居から見えるはずの朝日の写真を撮るために。ところが、あいにくの曇り。
先のブログを書いたF森さんは、泥宮に朝日を撮りに行き、ダメそうのですぐに退散。あきらめが早いんです。ここは我慢のしどころ。臥薪嘗胆、石の上にも三年。生島足島神社で待つことしばし。待てば海路の日和あり(ワタシ的にはちょっと古い言葉ですが)、鳥居の間から朝日が昇ってきました。皆さんカメラを構えて朝日を写してます。
この日は、時間はとても短かったのですが、1年に1回しかない夏至の朝日が撮れてラッキーでした。これを契機に、新型コロナウイルスが収束し、別所温泉の賑わいが戻ってくれれば。
もともと、塩田のレイラインは、数年前、別所温泉の活性化を図るためにいろいろな方々と協力して生み出したようなものです。その中から出てきた温泉のキャッチフレーズが「太陽と大地の聖地」。日本遺産に登録されたストーリーのテーマと同じなんです。
この日の生島足島神社に多くの人が朝早くから来られたように、日本遺産に登録されたことで多くの方々に塩田に、そして別所温泉においでいただければ、これまでの取組みの成果と言えますし、未来に向かっての大きな励みになるでしょう。別所温泉の観光振興に携わるワタシとしては、そんなことを思いながらお宮を後にしたのでした。