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「別所線応援かかしプロジェクト」で塩田平に設置された案山子を紹介するシリーズ。その3です。
その1で別所温泉駅、その2では八木沢駅の案山子をご紹介しました。
今回は、またまた隣の舞田駅。
舞田駅も映画のロケ地になりました。1980年の「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」の冒頭のシーンで出てきます。この駅のホームで寅さんが夢から覚めるというもの。マドンナは樋口可南子さん。
そして、この舞田駅から中野駅にかけての風景は、南に田んぼが大きく広がり、「たいら~」っていう感じ。まさに「塩田平」が実感できます。
で、案山子ですが、まず、駅の横にある踏切のすぐそばに、おばあちゃんとおじいちゃん、そして子どもたち。おばあちゃん、おじいちゃんは座って電車を見送っています。その横には、なんとなぜか鬼たち。
また、ホームには6体の案山子。この6体は、手塚にある「さくら国際高校」の皆さんの作品。
さくら国際高校は、2005年にできた単位制・通信制の高等学校です。校舎は、旧「西塩田小学校」のものを使用しています。なつかしい木造の建物。
そして、校庭には「丸窓電車」が展示されています。2011年に上田電鉄から譲り受け、生徒さんたちが中まできれいに塗り直してくれたんです。
丸窓電車。別所線を1928年から1986年まで走っていた丸い窓が特徴の電車です。今残されている車両は3台。ここと別所温泉駅、長野計器の丸子電子機器工場で展示されています。
別所線に縁の深いさくら国際高校。別所線沿線からは離れた所にありますが、そんな縁だからでしょうか、たくさんの案山子を作ってくれました。(F森)