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ため池まつりのイベント紹介、10月5日の午後に行われたのは「ため池コンサートin舌喰池」。場所は、舌喰池畔に昨年整備された芝生広場です。池の浚渫で出た土砂を盛ってできたところを地元の手塚の方々が芝生を植え、手入れをしています。芝生ってキレイにしておくのがとてもたいへんです。3300平方メートルもの広さの土地の芝生が均等に刈り込まれています。
そんな気持ちの良いところでコンサートです。観客は芝生に腰を下ろしてリラックス。
最初は和願太鼓の演奏。地元の小学生から高校生たちの元気の良いバチさばきがいいですね。オープニングということで迫力のあるのをもってきたんでしょうか。狙いバッチリ。
二番目は、雰囲気が打って変わって民話の語り。しっとり、落ち着いた話し声。聴いている方はじっと耳を傾けています。舌喰池の堤の工事に関わる悲しい物語。つらい結末ですけど、残しておきたい話です。塩田は民話の宝庫です。塩田文化財研究所というところが「塩田平の民話」という本を出しているのですが、そこには100を超える民話が載っています。悲しい話、コミカルなもの、様々です。
続いては、50年前、当時の塩田町が土地や資金を提供してできた長野大学の学生グループ「長楽」による癒しの音色。ヴァイオリンや三線といった楽器の演奏。昨年芝生広場ができてすぐ行われたイベントでも活躍しました。
そして沖縄の「エイサー」演舞。「ちゅらの会」というグループが迫力ある踊りを披露してくれました。このあと行われる「火の祈り」百八手の前哨戦であるかのような真っ赤な帽子?を被った若者が舞踊ります。
次は、いよいよメインイベントの「百八手」です。
(F森)