お電話でのお問い合わせ0268-38-8600
「別所線応援かかしプロジェクト」で別所線の沿線に立てられた130体以上もの案山子。上田東ロータリークラブが行ったプロジェクトです。9月11日から10月末まで飾られているのですが、もうまもなく見ることができなくなるという10月24日の日曜日、別所線電車をまるまる借り切ってそれらの案山子を見てみようというツアーが行われました。
別所線の上田駅に集合し、「赤帯」と呼ばれる1001編成の電車に乗車。予約制でしたが、2両の車両の中はほぼ満席。80名は参加したそうです。そして、先頭車両の一番前でガイドをしてくれたのは上田女子短期大学の二人の女子学生。「別所線ガイドボランティアチーム」というチームができていて、前々から、電車の中で各駅の魅力や歴史などを伝えてくれているのです。
上田駅を出発した電車は、途中、駅にはほとんど止まらないのですが、城下駅や下之郷駅では、電車すれ違いのため停車。城下駅では、ホームに飾られた案山子をたくさんの人が写真撮影してます。赤坂駅手前の踏切近くにあるガールスカウトの案山子、寺下駅横の水戸黄門御一行、下之郷と中塩田駅間にあるスイカ割の家族の姿。電車は走っているのでゆっくり眺めている時間はないのですが、しっかりと眼に焼き付けます。
中野前池の堤の上に並べられた40体以上の案山子を見た人たちからは、その数の多さと、真っ青な空と女神岳をバックにした案山子の姿に思わず歓声。
舞田駅と八木沢駅の完成度の高い案山子をながめた後、終着駅の別所温泉駅に着きます。
ロータリークラブの人たちからお弁当をいただき、「あいそめの湯」の芝生広場でしばし談笑。お弁当のおにぎりは、別所温泉駅前にある「池田屋」の「松茸ご飯のおにぎり」もありました。私にとっては、今年初めて(ちょっとさみしい)の松茸の味。
午後は、ここから中野駅まで、電車からはゆっくり鑑賞できなかった案山子を見ながらウォーキングです。
あと1週間ほど見られる案山子。あっという間の展示期間でしたが、本当に楽しい企画でした。来年以降も継続してくれたらうれしい!(F森)