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いよいよ里山歩きに良い季節になってきました。
ということで、今回は下之郷の生島足島神社や長野大学の東側に横たわる東山を歩いてみました。
最後のマップの写真にありますが、「遊歩道」が地元の有志の方々の手で整備されていて、案内図や道標もしっかりあります。
この東山、生島足島神社の山宮(奥社)があり、6年に1度の御柱の時に4本の御柱になる赤松が切り出されるところでもあります。
「遊歩道」ということですが、なかなかの「登山道」です。東山自体は標高が700m弱で、それほど高い山のない塩田でも、独鈷山や安曽岡山、富士嶽山などと比べると格段に低いのですが、回るルートがたくさんあり、結構な急傾斜も多いですね。
最初の写真は、「明神岩」というところからの眺望です。左側に安曽岡山と独鈷山、真ん中に女神岳、その右に夫神岳。ここは、生島足島神社の見晴台と伝えられ、かの武田信玄が戦勝祈願のための供物として生島足島神社の社地にしたのだそうです。
この岩を東山の東南にある上田市自然運動公園のプールから眺めると、2枚目の写真ですが、絶壁の岩です。で、ここだけかと思えば、「ばくち岩」とか「二つ岩」とか、それらの岩の下は切れ落ちているところがほかにもあり、スリルは満点。3枚目の写真の左側の「ばくち岩」は、その昔、今と同じようにやっぱり禁止されていたばくちをここまで登ってきて打った所だそうで、急な山肌に空いた穴に「丁か半か」とサイコロを振ったという岩の台があります。
また、右の写真の「二つ岩」のところにはロープが張ってあって、「すごいガケ、スリップ注意」などと書かれた注意書きがあります。下は怖くて覗けない!
とはいえ、回るコースもいろいろあり、半日でも、一日かけても楽しめるコース。「遊歩道」となめてかかるのではなく、かといってそれほど危険もない道ですから、トレッキングシューズを履いて歩いてみるのがお勧めです。トレイルランニングをやる人にはトレーニングに最適かもしれませんね。(F森)