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塩田産大豆の手作り味噌

塩田の農業は、米作りがやはり中心ですが、果樹や野菜も多くの農家が作っています。
大豆は、米の転作作物としても栽培されていますが、これがなかなか良いものができるんです。
ナカセンナリという品種は、長野県で一番多く作られていて、栽培面積では大豆全体の7割ほどです。塩田でもこだわりのナカセンナリを作る若手農家グループがあって、JA信州うえだもバックアップしてがんばっています。
また、塩田には「こうじいらず」という「在来種」が昔からあって、これで味噌を手作りしているグループが活躍しています。
「中塩田地区営農活性化推進組合」の一つの班の皆さんで、塩田産の「こうじいらず」と天日塩と長野県産の米から使った麹だけを使い、「信州塩田のこだわり味噌」という名前の味噌を作っています。
 大豆を煮て、それをミンチ状につぶして、塩と麹を混ぜて、一度玉にしてからポリ容器の樽に入れて半年から1年寝かす。
それを撹拌してからパックや袋に詰めて、ラベルを貼って完成。すべて手作りです。
JA信州うえだのAコープ系のお店で売っていて、塩田にある「コアしおだ店」にももちろん並んでいますが、結構人気商品で売り切れていることも多いです。
加工品もあって、写真の「えごま・白ごま味噌」「辛味噌にんにく」、ほかに「ゆず味噌」なんていうのもあって、我が家では冷奴や生のキュウリにつけて食べてます。
(F森)

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