ブログ

三重塔と藤の花 2023

毎年楽しみにしている前山寺の藤の花。塩田を代表する藤の花の名所です。
 大型連休の良く晴れた日、大勢のお客さんが前山寺を訪れていました。
1936年(昭和11年)に植えられたといいますから、樹齢約90年。相当の長寿ではありますが、今年もきれいに咲いてくれました。
藤の花を写真に収めようとすると、やっぱりバックが三重塔っていうのがいいんですね。毎年同じ構図で撮ってしまいます。
藤の花は、昔から日本で愛(め)でられていたようで、清少納言の「枕草子」でも「めでたいもの」に藤の花が挙げられています。この「めでたい」は「すばらしい」という意味のようなのですが、個人的には「愛でたいもの」っていう感じですね。三重塔をバックにじっくり花を観て、「いいなあ」って思えるここの藤には、そういう表現でいきたいですね。
 また、藤の花言葉は「至福の時」なのだそうです。まさに至福の時を過ごさせていただきました。(F森)

関連記事

  1. 四国八十八所の霊場を信州の塩田で巡る その18 龍澤寺
  2. 塩田平の文化財 お釈迦様が亡くなる様子を描いた涅槃図 動物たちも…
  3. 塩田唯一の酒蔵で秋上がりの日本酒をいただく
  4. 「信州の鎌倉」塩田の魅力をブログで紹介していきます
  5. 日本遺産に登録 その2 お宮の鳥居に夏至の朝日が昇った!!
  6. 日本遺産短編小説にまつわる話③ 岳の幟
  7. 祭りの後でもまだ見頃 前山のあじさい
  8. 三重塔で一番大事な所です

最近のブログ記事

PAGE TOP