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東信地域のワインというと、東御市にいくつもあるワイナリーが有名です。南向きの山の斜面にワイン用ブドウ畑が広がり、小規模だけどこだわりのワインを造るところが多いですね。晴天が多く、気候は冷涼で朝晩の寒暖差が激しい。そんなところが良いブドウ作りに良いのでしょう。
そんな気候条件でいえば、塩田だって同じです。
マンズワインという大きなワイン会社で出している「ソラリス」という、世界の賞も取る高級銘柄のワインですが、「東山」と名が付いたソラリスのブドウは、東塩田で作られています。
そして、塩田を巡ると、あちこちでワイン用のブドウ畑が最近目に付きます。うれしいですね。
で、東信地域のいろいろなワインを掲載したパンフレットを見ていると、「古安曾農園」という文字が目に入りました。古安曽の石神地区にある農園なのです。ここでは、自社農園でのブドウ作りと自社ブランドのワインを出しています。醸造は委託しているのですが、「古安曾農園」のブランドです。
ということで、早速、インターネットで取り寄せました。
自宅に届いたのは、赤ワインの「メルロー」と白ワインの「シャルドネ」。早速いただいてみます。
この日飲んだのは、赤の「メルロー」。
「あー、これが塩田ブランドのワインか!」と感慨深いですね。シャルドネも早く飲んでみたい。
上田市のワイナリーというと、丸子にあるメルシャンの「椀子ワイナリー」が有名ですね。20年前に、20ヘクタールの荒廃地をブドウ畑にして、4年前にはワイナリーもできました。ここのワインも世界コンクールで賞を取る優れもの。
塩田にも、小規模でも良いから、自分で醸造もするワイナリーができればいいなあと正直思いました。日本酒でも、若林醸造が、それまで委託醸造だったのを若き女性杜氏が自前の酒造りをやっています。ワインでもそれが実現できれば。期待してます。(F森)