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「信州上田・塩田平」が文化庁によって「日本遺産」に認定されたのが今年の6月。それ以降、認定をきっかけとしていろいろな地域振興策をしていこうということで、上田市が中心となって「上田市日本遺産推進協議会」という組織ができました。
その中では、有償ボランティアの育成や市民向けセミナーの開催などいろんなことを計画しています。
そして、その一環として12月20日の夜行われたのが「花火」です。「レイライン」上の信濃国分寺・生島足島神社・泥宮・女神岳・別所温泉で、もし上空から見れば、光がレイライン上を移動していくかのように、5分ごとの時間差を設けて次々に打ち上げていくというもの。
信濃国分寺に近い神科地区で3か所、生島足島神社の赤い大鳥居の近く、泥宮のすぐ近く、女神岳のふもとの舌喰池の近く、そして別所温泉の全部で7か所。午後6時、神川地区からスタート。私はといいますと、泥宮の横、上窪池の堤の上で打ち上げを待っていました。神川のは、東山の向こうでの打ち上げなのでさすがに見えませんでしたが、生島足島神社のは見えました。
次はここの番。いよいよ打ち上げが始まり、4号玉が5分間で75発。単純計算だと4秒に1発、夜空に次々と花が咲きます。諏訪湖の花火大会や長野の恵比寿講花火大会のような大きな花火ではありませんが、写真の右にある月がとても小さく見えるほどの大輪。打ち上げ場所から約100mの近くから見たのは初めてです。近すぎて、しかも次々と打ち上がるので、写真がうまく撮れません。連写してなんとかカメラに収めます。
あっという間に5分がたち、西の方を見ると、舌喰池の花火が始まっています。別訴温泉の花火は建物があって見ることができませんでしたが、3か所の打ち上げを見ることができました。
これを一つのきっかけとして、塩田の魅力アップが進んで、多くの人に足を運んでもらえるようになればいいなあ、と、塩田のボランティアガイドもしている者として感じた次第です。(F森)