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古刹の秋 前山寺の黄色

 前山寺と言えば、塩田にある真言宗智山派のお寺の中でも総元締め的な存在です。
1メートルを超えるような分厚い茅葺屋根の本堂や、裏手にそびえる弘法山にある奥の院までの参道に安置されている33体の観音様など見どころたくさんですし、そして「くるみおはぎ」もいただけるお寺。
でも、なんといっても重要文化財の三重塔が一番ですね。2層目、3層目に廊下や手すりが付けられていない未完成の塔。なんですが、それがかえってスッキリしているということで「未完成の完成塔」と呼ばれています。
黒門から参道を上がってくると、薬医門というもう一つの門をくぐり、本堂横を通って石段を上がると三重塔。石段のすぐ横には大きなイチョウの木。高さ約20メートルの三重塔よりは少し低いですが、見事な大木です。
前山寺は、ほかにも紅葉がみごとな木がたくさんあるのですが、やっぱり三重塔とセットで見るこの木がいいですね。
境内の横を通っている林道をちょっと上に上がってみると、三重塔を裏から望めます。そこから見る塔とイチョウの姿。その先には眼下に塩田平が広がっていますし、ほかの三重塔のある所では拝めない景色。春の桜の頃もいいですが、秋もいい!(F森)

 

 

 

 

 

 

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