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弘法山に登る -ルート案内図もできた-

 弘法山。その名のとおり、真言宗の開祖弘法大師から付いた名前。もっとも、昔はここを「獨股山」(とっこさん)と呼んでいました。前山寺の山号がこれなんです。頂上近くに奥の院があります。
標高は842メートル。奥にある独鈷山や、まして北アルプスなど3千メートル級の山からみれば高さはないのですが、我が家からは標高差にして約400m登らなければなりません。トレーニングには最適です。
4月になって、いよいよ山登りに行きたい季節になってきました。塩田まちづくり協議会では、弘法山の2つの登山口に登山ルートを書いた案内看板を3月に立てました。数ある信州の山々のほとんどとも思われる山の登山ルートを手書きした本を出している、元県警山岳救助隊長の中嶋豊さんの許可をいただいてその本に掲載されているルート図を転載したものです。
 塩田では珍しく3月下旬に雪が降り、それも融けただろうということで、前山寺の横から林道を上がった所にある「塔の原」の登山口から登ってみました。
ここから頂上には、速ければ十数分、普通に歩いても30分程度で行けるので、「小学生の頃はよく登ったもんだ!」と言う、60台半ばの私と同年代の人たちが多いです。でも道は険しいです。塔の原から登っても、道は狭く、ロープを頼りに登らなくてはならないところも多く、もう一つの登山口である「塩田城跡」の方から登ると、見上げると垂直に近いような高さ20m程の岩場があったりします。
 そんな所で滑落しないよう気を付けて登ると、まあ、そうはいってもあっという間に頂上。直下の「物見の岩」とも言えるような高さ4m程の岩に上ると、木が少し邪魔になりますが、西塩田から中塩田、東塩田が一望できます。
塩田まちづくり協議会では、弘法山のほか、独鈷山と夫神岳にも同様の案内看板を立てています。また今年も安曽岡山などで設置する計画を立てています。
これらの山々も1時間半くらいで登頂できるので、とはいうもののやっぱり険しいところも多いのですが、気軽に登れます。「太郎山」「虚空蔵山」「城山」「子檀嶺岳」「夫神岳」と登り、「独鈷山」「富士嶽山」「東山(小牧山)」と2日間ですべて歩いて登る大会もあります。さすがにそんな大会に出られる体力のある人は多くないでしょうが、一つの山なら大丈夫。元気出して頂上を目指しましょう!(F森)

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