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古刹の秋 中禅寺の赤

 「塩田は秋が一番!」と思うのです。秋になると。
春になれば「塩田は春が一番!」て言うんですけどね。夏も、そして冬も塩田は良い所。と、10年前にほかから移住してきた者としては実感してます。
それはともかく、秋はやっぱり紅葉ですね。
ということで、前山の中禅寺に行ってきました。
本堂横から薬師堂前の仁王門に至る参道の「ドウダンツツジ」が真っ赤です。
このお寺の「薬師堂」は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて造られたと考えられている国の重要文化財。中に安置されている「薬師如来坐像」も同時期の作で、重要文化財です。
 そんな貴重なお宝を見に行く参道の両側にドウダンツツジ。今年も見事な「赤」が並んでいます。
参道を進むと、「赤」の先に薬師堂が見えてきます。岩手県平泉の中尊寺金色堂と同じ「阿弥陀堂形式」の造り。茅葺の屋根が印象的です。
参道の左側には「枯山水」のお庭。
「わびさび」の世界の茅葺と枯山水に、真っ赤なドウダンツツジ。今しか見られないコントラストです。(F森)

 

 

 

 

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