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高台の禅寺に咲くカタクリの花

 4月に入り、塩田にも桜が咲いたという話をこのところよく聞きます。
全国的に「観測史上最速で開花」とか「3月中に満開になった」というような感じで、上田の中心部でも1日から「上田城千本桜まつり」が開催中です。
塩田では、さすがにそれよりはちょっと遅い感じですが、塩田中学校や中塩田小学校の様子を見ると、この間開花したばかりなのにもう見ごろ! 「そんなに咲き急がなくてもいいのに」と思うのですが、それが桜なんでしょうね。
 ということで、全国的にも県内でもニュースでは「サクラ」の話題でいっぱいです。が、春はほかの花も次々と咲いてきています。
東塩田の奈良尾地区、標高600メートル近くの高台にある曹洞宗のお寺「大圓寺」。塩田の中でも最も高いところにあるお寺の一つです。
ここもやっぱり桜の木もあって、この時期きれいな花が咲き誇るのですが、見どころの一つがカタクリの花です。
本堂の裏手にあって、竹林の中に結構な規模の群落が見られます。「なんでこの場所にカタクリの大群落が?」と思うのですが、住職によると、約100年前、大正時代の初め頃、当時の住職が植えたのだそうです。
中華料理などでよく使う片栗粉は、今はジャガイモが原料ですが、かつてはその名のとおりカタクリから作られていました。
この花、「春の妖精」と呼ばれているそう。紫っぽい青い花を見ると可憐ですよね。でも、このきれいな花が咲くまで、種子の頃から勘定すると8~9年もかかるのだそうです。
というようなカタクリの豆知識を書いたのですが、これらはみんなお寺の駐車場前にあるパネル看板に記されているのです。
 塩田まちづくり協議会では、昨年から、こうした花や樹木、動物、景観など塩田地域の自然資源の名所にこうした解説や写真付きの看板を設置する事業を始めました。ただ花などを見るだけでなく、それにまつわる知識も得られるし、花が咲いていない時も写真で様子が分かります。
「空飛ぶ宝石」と呼ばれるトンボ「マダラヤンマ」や、真っ白な蓮の花が一面に咲く「加古池」などについてこれまで設置してきました。これから数年かけて塩田のすぐれた自然資源を紹介していきます。もちろん、このブログでも。(F森)

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