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11月17日に塩田で行われたマルシェ。
元旦に大地震に見舞われ、大きな被害が出た能登地方。大雨でふたたび生活基盤が失われてしまいました。
復興の兆しが見えてきた中での再度の災害。気力も失せたと話す住民の方もおられました。
そんな能登の人たちを支援しようと開かれたのが、このマルシェです。5月に続き2回目。
会場は「きのこむら深山」。当日は人!人!人! 会場内を歩くにも人をかき分けるような感じでした。
深山の広い庭や駐車場にはたくさんのテントやキッチンカー。中でも人気だったのが、能登かきを焼いたのを売るお店。長蛇の列です。「能登のかきはうまいんだろうなあ」と思いつつ、列の長さに断念。
日本遺産のコーナーもありました。
消防車もあって、小さい子どもたちが体験乗車です。
普段は団体客がお昼を食べる深山の食堂は、体験型のブースがたくさん出ていました。美容に健康、ハンドメイドの体験だとか、雑貨を販売するところも。
もちろん、能登の物産を扱うコーナーもあります。輪島塗や加工食品など。店員さんと熱心にお話ししている方もおられました。
このマルシェ。女性が中心になって実行委員会を作り、いろいろな人たちを巻き込みながら行われました。そのエネルギーに感服。 復興支援の取組は色々です。ボランティアで能登に支援に行く、お金を寄付する、生活用品を送るなどありますが、買い物や体験を楽しみながら支援にもつながるという、このマルシェのような取組も、多くの方々が参加することで効果があるのだと思います。買い物をしながら能登の人たちのことを思い、少しでも支援をする。
幅広い方々に支援の意識を持ってもらう仕組みをこれからも考えていく必要があるのを感じました。(F森)