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塩田で唯一の酒蔵 その2 甘酒もある!

「月見酒」を紹介した「若林醸造」。月も見ず、720mlのボトルを飲み干してしまいました。 前回ブログ → https://shioda-machidukuri.jp/1271
 若林醸造では、社長の次女の真実さんが杜氏として酒を造り始める前までは、日本酒も出していましたが、それ以上に評判なのが「甘酒」でした。
甘酒は、いろんな種類を作っていますが、みんな長野県産米と長野県産米麹を使ったもの。売れ筋のひとつが「ラブレ菌」発酵の「さわやか甘酒」。かわいいボトルに入った甘酒で、私の好みで言うと、冷やして飲むのがいいですねえ。酸味があり、サラッとしているのが好きです。一般的に売られている甘味が強い甘酒も良いのかもしれませんが、私的にはなかなか喉に入っていかない。「完熟果肉入り」なんていうのもあって、写真の白いのは普通のものですが、赤っぽく色の付いているのは「ブルーベリー」
 甘酒はほかにもあって、写真に4種類写っているのは、4種類の味の甘酒で「舞」シリーズ。写真の右から、まずは基本の甘酒の「白の舞」。次は赤紫蘇入りの「さくらの舞」。三番目はリンゴジュースが入った「淡黄の舞」。一番左は、あんず入りの「橙の舞」。私の記憶では一番古くから販売されている甘酒だと思います。上田城跡の横にある観光会館内の売店でも定番商品として売られています。
そして、最近出てきたのが、乳酸菌発酵甘酒の「ラブリィスムージー」。写真のものは試作品ということなのですが、リンゴの他、ケールが入ったもの。ケールは、地中海が原産のアブラナ科の野菜。食物繊維やカルシウム、ビタミンといった栄養素が豊富です。ケールにどうして目を付けたかは聞いていませんが、新しいものにチャレンジしていく若林醸造の姿勢は、素晴らしいと感じます。
 甘酒は、もちろんアルコールが入っていないし、食物繊維やビタミン類など栄養素が豊富で、「飲む点滴」とも言われる健康飲料です。話はちょっと逸れますが、昔、車で来た方に若林醸造の甘酒を出したら、アルコール分があると思ったのか「車なので」と飲んでいただけなかったことがありました。残念!。このブログをご覧の方々には、ぜひ遠慮なく飲んでいただきたいですね。(F森)

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