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長野大学生が作るタウン誌 「てくてくうえだ」

「てくてくうえだ」というタウン誌。長野大学企業情報学部の鈴木誠教授のゼミ生が作っているフリーペーパー。毎年新しい号を作成していて、前にもご紹介しました。
→ https://shioda-machidukuri.jp/1628
→ https://shioda-machidukuri.jp/2583
 1月下旬のある日、糖質制限のため月1回だけ好きなケーキを買いに長野大学の向かいにあるカフェ「LBcafe」に行くと、レジの横にこのタウン誌が。「おー、また出た!」と手に取ります。
今回は、「信州上田学」特別号ということで、上田市内の施設やお店などと、そこで活躍している人たちを紹介しています。
表紙をめくると、「駅前グルメマップ」。カフェや料理店、お惣菜屋のほか、焼き菓子やエクレールも載っています。エクレールの店はどこ? と見始めましたが、目の毒なので飛ばして次のページ。ここからが今回のメイン。
最初は上田市が造った交流文化芸術センター「サントミューゼ」。大ホールや小ホールを備えていて、貸館のほか、独自の芸術家ふれあい事業などのイベントもやっています。また、市立美術館も併設していています。そして、記事は、ここで働く二人の女性職員のインタビューが中心です。
 次に上田映劇。創業100年を超える映画中心の劇場です。ここを切り盛りする支配人の男性に、運営の仕方、働き方、そして上田の魅力などを聞いています。
3番目は上田信用金庫。渉外担当の上田出身で地元にUターンした金融マンに、地元に戻った理由や金融機関の仕事の魅力や苦労体験といった、就活を控えた学生さんたちにも興味がありそうな内容ですね。
次は、柳町にある「柳町屋」とここを開いた池松勇樹さん。前にフルーペーパー「うえだNavi」を発行していた方です。お店を切り盛りするほか、まちづくりのイベントを積極的に展開しておられます。
 最後は、古着屋さんの「DADA」。最初の写真はこのタウン誌の表紙ですが、そこに写っているのがこのお店と経営者の男性。
今回の号は、鈴木ゼミの学生がいろいろな人たちに、いろいろな視点からインタビューしているのが特徴。彼らにとっても勉強になったのでしょうが、読んでいる者にとっても、上田のお店や企業、そこで働く若い人たちを知ることで、この街の新しい魅力を感じることができました。(F森)

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