ブログ

裏見(?)の三重塔

2月も下旬になり、寒い日もあれば4月頃の気温にもなるという春待ち遠しい時期。最低気温がプラスというこの日、雲一つない青空で、散策日和。前山寺から弘法山の登山口までジョギングした帰り、三重塔が見えるところまで下りてきたところ、塔の向こうには塩田平が広がり、その先には山々が連なっているのが印象的で、思わずスマホで写真を1枚。
前山寺の三重塔は、「未完成の完成塔」と呼ばれ、縁(廊下)や勾欄(手すり)ができていないけれども、それがなくても美しいので、バカボンのパパだったら「これでいいのだ!」というかもしれないくらい整った姿です。高さは約20メートル。塔のすぐ近くで見れば当然見上げるようになりますが、裏手の坂の上から見れば、塔を見下ろす形になります。1層目は見えないのですが、バックに塩田平の風景があり、青空に山並み。走って坂を上り、急な下りを駆け下りてきた疲れが、この景色を見て吹き飛びます。
北信地方の高山村の雷滝という滝は、落ちてくる水の流れの裏側から見ることができるので、「裏見の滝」と呼ばれますが、前山寺のこの眺めは「裏見の塔」。間近では見ることのできない風景です。絵心があればキャンバスに向かうんですけど。そんな気持ちにさせられる場所の一つです。(F森)

関連記事

  1. お宮の名前を変えるのがブームだった明治時代の話

  2. 塩田の名水 竜王湧水

  3. 「塩田平の文化財クイズ」の問題に関するよもやま話④

  4. 四国八十八所の霊場を信州の塩田で巡る その4 町屋観音堂~平井寺…

  5. 生島足島神社の御柱祭 後編

  6. 塩田の山 独鈷山はなぜ「独鈷」山なの?

  7. 常楽寺美術館の企画展 その名も「名宝」展

  8. 塩田平の文化財 珍名に珍エピソード 柳沢の二体の地蔵

最近のブログ記事
PAGE TOP