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裏見(?)の三重塔

2月も下旬になり、寒い日もあれば4月頃の気温にもなるという春待ち遠しい時期。最低気温がプラスというこの日、雲一つない青空で、散策日和。前山寺から弘法山の登山口までジョギングした帰り、三重塔が見えるところまで下りてきたところ、塔の向こうには塩田平が広がり、その先には山々が連なっているのが印象的で、思わずスマホで写真を1枚。
前山寺の三重塔は、「未完成の完成塔」と呼ばれ、縁(廊下)や勾欄(手すり)ができていないけれども、それがなくても美しいので、バカボンのパパだったら「これでいいのだ!」というかもしれないくらい整った姿です。高さは約20メートル。塔のすぐ近くで見れば当然見上げるようになりますが、裏手の坂の上から見れば、塔を見下ろす形になります。1層目は見えないのですが、バックに塩田平の風景があり、青空に山並み。走って坂を上り、急な下りを駆け下りてきた疲れが、この景色を見て吹き飛びます。
北信地方の高山村の雷滝という滝は、落ちてくる水の流れの裏側から見ることができるので、「裏見の滝」と呼ばれますが、前山寺のこの眺めは「裏見の塔」。間近では見ることのできない風景です。絵心があればキャンバスに向かうんですけど。そんな気持ちにさせられる場所の一つです。(F森)

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