お電話でのお問い合わせ0268-38-8600
別所線沿線は、特に大学駅前駅からは田んぼの多い所です。下之郷駅から中塩田駅までや、中野駅から八木沢駅までは、まさに「田園風景」。
塩田は米どころです。江戸時代は、上田藩全体で5万石といわれましたが、塩田だけで3万石。上田藩の米蔵だったのです。ため池が築造されたり増築されたのが江戸時代に多かったのは、米を増産するために藩も積極的に整備に力を入れたためでしょう。
秋の稲刈りを前にした時期、昔は田んぼで案山子をよく見ました。今はほとんど眼にすることはありませんが、「へのへのもへじ」の顔で、笠をかぶって両手を水平に伸ばし、一本足で立っている案山子。イラストでよく見かけるパターンのものですが、何か郷愁を誘うような。
で、そんな案山子をみんなで作って、別所線沿線の田んぼのあぜ道やため池の堤に立てようというプロジェクトが始まります。
上田東ロータリークラブが9月から10月にかけて行うもので、別所線を応援すること、そして、日本遺産になった塩田を盛り立てることが主な目的です。
詳しくはクラブのホームページの「案山子を作ろうプロジェクト」のページをご覧ください。
→ 上田東ロータリークラブ別所線応援かかしプロジェクト – かかし作って楽しもう! (xdomain.jp)
基本は、①クラブのホームページに参加の登録する。②案山子を作ったら写真を撮ってホームページの参加登録の更新をする。③クラブが指定する場所に持っていく。
私もさっそく作ってみました。「別所線と走ろう」がテーマ。従来の案山子のイメージとはかけ離れていますが、こういうのでいいそうです。テーマは自由。自分や家族、アマビエ、上田の偉人などなど。作り方もクラブのホームページにあります。私の製作時間は約1時間。以外に早くできます。肥料袋に針金ハンガー、新聞紙、スーパーなどのプラ袋などがあればできます。
ぜひ参加していただきたいです。(F森)