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日本遺産認定記念のワインと日本酒を紹介します

 塩田平が日本遺産に認定されて早や1年半。コロナウイルス感染もかなり収まってきて、県外からのお客さんもおいでになるようになりました。我が家近くの小さなお宮「泥宮」も、認定前は地域の人以外はあまり訪れるところではなかったのですが、結構おいでになる方々が増えました。神社を管理している人によると、お賽銭も増えているようで、「維持費が助かる」と喜んでいます。
そんな中、上田商工会議所「信州上田日本遺産 商品紹介サイト」というのを開設して、関連する商品を紹介しています。10月30日現在で23の商品がサイトに載っています。ここでは2つ紹介します。いずれもアルコール系。まあ、自分の好みのものをお知らせしたいからなのですが。
最初はワイン。赤は「ヴィランジュ・ドゥ・シオダ・ルージュ2016」というカベルネ・ソーヴィニョン種のブドウを使ったワインです。白は「ヴィランジュ・ドゥ・シオダ・ブラン2018」という名前。いずれも「塩田」の名前が入っています。造ったのは大手ワインメーカーのマンズワイン。マンズワインでは、塩田平の契約農家が栽培したブドウも使っていて、「ソラリス」という世界的な賞も取っているワインにも使われています。この日本遺産のワインも塩田産のブドウ。だから名前にも入っているんですかね。
ラベルは「龍」と「太陽」(と思います)。日本遺産のストーリーテーマ「太陽と大地の聖地 龍と生きるまち」にちなんでいるのでしょう。

 

 日本酒の方は、塩田で唯一の酒蔵「若林醸造」のお酒。「信州上田」「別所」のラベルが貼ってあります。日本遺産に登録されたことを記念して出されたものです。ともに「純米酒」。「別所」は「純米大吟醸」、「信州上田」は「特別純米」。300ミリリットルなので2合弱。酒好きな人はすぐ飲み干すような量かもしれませんが、純米酒のおいしさをじっくりと味わいたい。そんな楽しみ方を提案しているような感じですね。
上田商工会議所のサイトには、お酒のほかにも、地元の障がい者支援NPO「エリスン」の桑の実のジャムとか、「厄よけ羊かん」などなど。レトロな「レイラインバス」で信濃国分寺から生島足島神社や前山寺・中禅寺などを巡るツアーも商品の一つとしてあります。メルシャンの椀子ワイナリーも寄るんです。上田市で唯一のワイナリー。ここも世界で賞を取るワインを造るところ。バスツアーならワインを飲める!
日本遺産の認定を契機に、観光だけでなく、塩田を始め上田の産品が内外に知られていけば、それこそ認定の効果が出ようというもの。ということで、まずは赤ワインで乾杯!!(F森)

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