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新緑も深まってくると、里山を歩く人も多くなってきます。
そして、みんなで山を登ろうというイベントの募集もそこここで見ることができるようになりました。
そんな募集をこの塩田の山でもやっているということで、二つの里山登りに出かけてきました。
まずは、下之郷の塩田運動公園をスタートして東山を巡るトレイルランです。
塩田でトレイルランって、今まで聞いたことがないので、初めて行われたのかもしれません。独鈷山や安曽岡山、富士嶽山に夫神岳・女神岳。登山道も狭く、傾斜もきつすぎるので、大勢の人が走るなんていうコースができないのでしょう。
その点東山は、登山道、というか、「遊歩道」と書いてある案内板があるくらいで、道も比較的広く、なにより地元の方々が道や道標などしっかり整備してくれているので、走るにはいいところです。
この日は、約7kmのアップダウンを2回から8回ぐるぐる回るという設定です。8回というと56km。長いですよね。当方は2周のみ。
スタートから皆さん上り坂を走っていきます。「トレイルランニング」ですから。でも、古希目前の当方はといえば、上りは歩き。たちまち置いて行かれます。「遊歩道」と書いてある道標もあるのですが、結構急です。やっぱり「登山道」ですね。
こんな坂を上ったり下ったりして着いたのが「明神岩」。スマホで写真を撮ろうとしたのですが、疲れでシャッターボタンがうまく押せない。情けない!
この岩は運動公園からも望める名物岩。岩の上からは東塩田から中塩田、西塩田も一望できます。2枚目、3枚目の写真は前に撮ったものですけどね。岩の上に上っている余裕なんて、体力も時間もとてもない。
そのうちに、階段やロープが張ってあるような急坂。2周目なんて、足の力もなく、ロープを両手でしっかり握って体を引っ張り上げるしか上って行けないような坂なんです。そして、標高694mの東山頂上を通過してスタート地点に戻っていきます。
塩田で初めて経験したトレイルラン。地元で走りたいなあと思っていたので、主催者に感謝です。1周7kmと短いので、大きな大会はできないかもしれませんが、地元の方々がしっかり整備してくれているこの道は、いろいろな形で活用していけるのではないかと感じたイベントでした。疲れも大いに感じましたけどね。(F森)