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札所のお堂の中には何があるのか?

塩田の札所を回る「四国霊場 塩田平札所めぐり」お寺やお堂など26個所が札所になっています。
始まったのは、江戸時代中頃の元禄6年(1693)。当時、全国で巡礼が盛んになる中、塩田からも四国霊場の巡礼に行きたい、でもあまりに遠い。ということで、それなら塩田に四国の88体の仏像を勧請しようと、塩田の各村の庄屋が集まって相談し、少しずつ寄付を募って京都の仏師に彫刻を頼み、塩田の21のお寺やお堂に何体かずつ安置しました。
明治になって札所めぐりは廃れてしまうのですが、平成5年(1993年)に復活し、現在は札所の数も26に設定されて行われています。
春・秋には塩田仏教会が歩いて札所を巡る催しをやっていて、それぞれの札所で般若心経を唱えてお参りをしています。
で、札所を回っているとですね、お堂の扉が閉まっていて、中に何があるかわからない所も多いのですよ。
そこで、塩田まちづくり協議会では、お堂の中の写真を撮って、その歴史なども記載した説明板を設置する事業を行ってきました。
最初の写真をご覧ください。十人地区にある薬師堂に安置されているたくさんの仏像です。中には400年以上も前に造られた仏像もあって、じっくり時間をかけて一体一体見たいものです。
でも、普段は観音堂の中を見ることはできません。このお堂は、十人公民館の一角に設置されています。9年前に公民館が新しくなり、それに合わせて観音堂も移されました。
このお堂の横に、今月説明板が設置されました。
 本当はいつも本物を拝めれば良いのですが、人が常駐しているわけではないのでそうはいきません。説明板を見ていただくことで、お参りに来た人に少しでも札所めぐりの雰囲気を感じてもらえれば、うれしい!
今年度は、もう一か所説明板を設置しています。
場所は、富士山の中組地区にある「町屋観音堂」。公民館として使われている建物の中に3体の仏像が安置されています。
 塩田まちづくり協議会では、これまで6か所にこうした説明板を設置してきました。まだ対象のお堂は2か所あるのですが、これが終われば、お堂の前で般若心経を唱える声にももっと「張り」が出てくるかも。(F森)

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