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長野大学生が以前発行した塩田や大学の歴史を紐解いた小冊子を改訂

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長野大学は、塩田にある大学です。上田市が設置主体となっている「公立大学」。設立されたのは55年前で、当時の塩田町が土地や資金を提供して学校法人が運営するという「公設民営」の大学でしたが、5年前公立化されました。
学部は3つ。「社会福祉学部」「環境ツーリズム学部」「企業情報学部」です。学生数は約1500人で、隣にある上田女子短期大学や少し山手にある長野県工科短期大学校の学生もあわせると約2千人。塩田地域の人口が約2万人ですから、その1割ほどの二十歳前後の若い人たちが下之郷地区で毎日活動しています。
公立化されてから特にそうなのですが、県外から来ている学生の割合が高く、塩田を始め上田市内のアパートで暮らす人も多くて、別所線の電車や街中でもよく見かけ、若いエネルギーを感じます。でも、上田や塩田についてよく知らない学生も当然多いわけで、そんなこともあったのでしょうか、「長大なんだい??どうしてだい??」と題したリーフレットが発行されています。社会福祉学部の山浦和彦教授の監修のもと、学生の制作メンバーが自分たちも文献などで勉強しながら、大学の歴史や塩田の歴史・文化財といったことを18ページの小冊子にまとめています。
これについては、前にこのブログでも紹介したのですが、このたび、改訂版が出て、山浦先生から分けていただいたので、紹介させていただきます。

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前回の紹介ブログ → 長野大学の学生が塩田や大学の歴史を紐解いた小冊子を発行 | 塩田まちづくり協議会 (shioda-machidukuri.jp)
改訂版には、昨年6月に塩田が日本遺産に登録されたこともあり、その関連の情報が加わっています。
日本遺産とはどういうものなのかや、信濃国分寺から生島足島神社・泥宮・女神岳が一直線になっていて、夏至の朝日がその線に沿って昇るという「レイライン」のことが書かれています。
こういうのを読ませてもらうと、なにかうれしくなってしまって、大学や学生たちを応援したい気持ちが強まります。

 

 

 

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長野大学は、私学の時代から「地域貢献」に力を入れていて、日本経済新聞の「地域貢献度」ランキングで長いこと私学の1位でした。地元出身の学生の割合は高くないですが、今ここにいる学生や先生方が地域のために活動してくれているのです。
これからも期待しています!!(F森)

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