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8月23日の日曜日に塩田公民館を会場に行われた「しおだ防災フェア2025」の2回目の報告です。
今回は、避難しなければならなくなった時の対処方法を体験した様子です。
避難所で寝るときに今必須なのが「段ボールベッド」。その組み立てをしてみました。
そして、「プライベートルーム」や、写真にはありませんがトイレブースなどの展示も。
避難所の生活は、被災してただでさえ不安な気持ちでいる中での集団生活。昔のように、板の間に雑魚寝だとか、何をやるにしても周りの人に見られているなんていうことではなく、少しでも「気持ちの安らぐ場」であるというのが必要なんですね。
そして、避難生活で絶対に欠かすことができないのが食事の用意です。
公民館の調理室では、炊き出し体験ということで、災害時用の湯煎料理の体験や、水を入れればご飯に戻るアルファ米のおにぎり試食が行われました。
このフェアを主催した塩田まちづくり協議会の防災安全部会では、避難所を運営する際のマニュアルを作って各自治会に提供したり、実際に避難所を運営する方法を勉強する「避難所運営ゲーム(HUG)研修会を行っています。
塩田地域内の指定避難所は、各小中学校や長野大学など10カ所です。体育館などが実際の会場になるのでしょうが、それぞれの建物の特徴に合わせて、実際にうまく避難所が設置・運営できるよう、今回のフェアも機会にしてノウハウを蓄積していきたいものです。(S)