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立派なタケノコが採れる竹林に変える!!② 切った竹を炭にする

塩田の荒れた竹林を整備しようという塩田まちづくり協議会の取り組み。今年の6月に上本郷地区の竹林を整備するということで、竹の伐採と竹粉砕機でのチップ化の作業を行いました。地権者と上本郷自治会役員、それにまちづくり協議会環境保全部会の部会員が協働作業です。
この様子を紹介したブログ → https://shioda-machidukuri.jp/4654
 産川のすぐ横にある竹林なのですが、春に行った竹の伐採で竹粉砕機でチップにしなかった残りの竹は、土手に置いて乾燥させました。
11月の初め、この残った竹を2mほどに切って、2つの「無煙炭化器」で燃やします。塩田まちづくり協議会が、竹粉砕機とこの炭化器を所有しています。
直径1.5mの底のないステンレス製の容器に切った竹を入れて燃やします。よく燃えます。
火が消えて、竹は見事に燃え切って、炭になっています。
塩田まちづくり協議会の環境保全部会では、自治会と協働して荒れた竹林を整備する取り組みを行っています。今年行った上本郷の竹林整備は、そのモデル事業です。
 竹林整備は、荒れた所をきれいにするだけでなく、切ってチップやパウダー状にした竹は、畑の雑草防止やたい肥になります。また、炭は土壌改良に使えます。
そして、適当な間隔で竹が生えている整備された竹林では、良いタケノコが採れるのです。
塩田の竹は、だいたいが「淡竹」で、手でもげますし、アク取りもしなくてよく、食べておいしい。
荒れた多くの竹林を、地元の皆さんの力で整備すれば、いいことづくめの竹林になります。
ちょっとズクのいる作業ではありますが、竹粉砕機や無煙炭化器は、まちづくり協議会から無料で貸し出しますし、お手伝いもいたします。
上本郷で今年整備作業をした竹林も、まだ奥の方は手付かずです。もう少し整備すれば「立派なタケノコが採れる竹林」になると思います。
まちづくり協議会ができるだけバックアップしますので、各自治会で取り組んでいただければいいなあと、環境保全部会のメンバー一同、大いに期待しています。(F森)

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